日記

レシピ通りに作っても料理を再現できない理由

料理初心者

この記事では、料理はなぜ同じ味にならないのか技術者視点からお伝えしたいと思います。

当ブログでは、誰にでも簡単に作れるレシピを提供しております。

しかし残念ながら、レシピ通りに作ったとしても常に全く同じ味を再現することはとても難しいのが現実です。それはなぜなのか。

この記事を読むことで、料理の味がばらつく理由とその対策について理解することができます。

料理の味を再現できない理由

結論としてレシピ通りに作ったとしても料理の味を再現することができないのは、私たちが料理を終えるまでのさまざまなタイミングで「ばらつき」が生じるためです。

食品メーカー等の製造現場では、製品の品質を常に規格範囲内に収めるために、4つのばらつきを管理することが重要とされています。

製造現場における4つのばらつきとは

・材料のばらつき
・製造機械のばらつき
・作業者のばらつき
・作業方法のばらつき

です。
英語に直すと、全て頭文字に「M」が付きますのでこれらを管理することを「4Mの管理」と呼ばれています。

では、料理においてはどのようなばらつきがあるのでしょうか。
具体例をみていきましょう。

ばらつきの具体例

(1)材料(Material)

料理においては、食材を意味します。
つまり、食材はその個体によって少しずつ味が異なるということです。

それでは、なぜ個体差が生まれるのでしょうか。

1つ目に産地の影響があります。
例えば、北海道と沖縄県では気候が異なりますよね。
このため、同じ品種のお米を収穫したとしても同じ味にならないことは容易に想像できるかと思います。

2つ目に生産者の影響があります。
同じ県内だとしてもAさんとBさんで栽培方法が異なれば、それもまた異なった味になりますよね。
また、収穫のタイミングも生産者によってまちまちかもしれません。

その他にも、食材の大きさ、消費者の手元に渡るまでの時間、保存方法、など上げればキリがありませんが、様々な原因で食材の個体差がは生まれてしまいます。

(2)製造装置(Machine)

料理においては、調理器具や調味料を意味します。

これは、レシピ作成者と読者の皆様では使用している調理器具や調味料が異なると調理時間や味が変わってしまう可能性があるということです。

例えば、鍋の材質や大きさがレシピと異なると火の伝わり方が違うのでレシピ通りに作っても火が通りすぎたり、反対に火が通らないこともあるかもしれません。

また、調味料にしても濃口醤油、薄口醤油なのかで味が変わってしまうことは明白ですよね。

したがって、レシピを見て料理をする際にはその人がどのような調理器具や調味料を使用しているのか考慮する必要があります。

当ブログでは、レシピ毎に筆者が使用している調味料を紹介するように心がけておりますので、参考にしてください。
また、使用している調理器具は以下の記事をご参考にしていただければ幸いです。

(3)作業者(Man)

料理においては、料理人を意味します。

これは、筆者と読者の皆様は別の人物であるということ。
また、同一人物でも、料理を始めた初日と1年後では熟練度が違うので、食材の切り方、炒め方等、レシピに盛り込めないところで差異があるということです。

つまり、厳密に考えると
あなたの作った料理は世界であなたしか作ることができないオンリーワンの料理なんですね!
そう考えると多少の味のばらつきもなんだか愛着がわいてくるのではないでしょうか。

家庭料理においてこの要因によるばらつきはどうしようもないので、前向きに捉えましょう!

(4)作業方法(Method)

料理においては、レシピを意味します。

こちらに関しては、ぜひ当ブログの定量的なレシピをご活用ください!

レシピをしっかりと守ることで作業方法による味のばらつきを抑えることが可能になります。

味見をたくさんしましょう

ご紹介したように企業の製造現場では、常に一定の品質の製品を製造するために4Mについて常に一定になるように厳格な管理をしています。
このような企業努力があるからこそ私たちは外食の際にいつも同じ味の食品を食べることができるんですね。

しかし、一般家庭においてこんなことは面倒くさくてやっていられませんよね!笑

そこで筆者が皆さんにお伝えしたいのは、調味料を入れる前後で味見をしましょうということです。

味見をすることで、調味料をこのくらい入れると味がこのくらい変化するという感覚が養われますので、料理の日々のばらつきを調え、自分好みの味付けにする技術を身につけることができます。

また、味見は合法的にお腹が空いている状態で熱々の料理を食べることができる手段ですので、一足先に最高に美味しい経験をすることができます。
ただし、食べすぎにはくれぐれも注意してください!

まとめ

この記事では、

・料理の味がばらついてしまう理由とその具体例。
・味見をすることでばらつきの微調整の感覚が養われること。

についてご紹介いたしました。

いろいろ書いてきましたが、まずは当ブログのレシピ通りに料理していただければ全く問題ありません!

料理が楽しくなり、さらに美味しい料理を追及したくなったら、味見にも取り組んでみてください!

それでは、本日も楽しい食事の時間にしましょう!

これだけ読めば間違いなし!
食材配達はヨシケイ!栄養士の献立をレシピ通りに作るだけ!の画像です。 毎日の家庭料理は「7つの基本レシピ」で考えるの画像です。